アイデアはピッチ上から!フットボーラーの個性的なヘアスタイル vol.2

アイデアはピッチ上から!フットボーラーの個性的なヘアスタイル vol.2

Words by Yuto Suzuki

あなたがもし新しい髪型に挑戦したいと思っているならば、ピッチ上を見渡してみてはいかがでしょうか。そこはアイデアの宝庫であり、現代のフットボーラーは彼らがフィールドで見せるプレー以外にも、そのルックスが常に話題になります。優れたものもあれば、そうでないものもありますが、周囲の関心を集めることに変わりはありません。

 

マテュ―・ドゥビュシー (Mathieu Debuchy) 

 

Embed from Getty Images

 

36歳となった元フランス代表ディフェンダー。マテュー・ドゥビュシーのフェードサイドパートは定番のヘアスタイルではあるが、ブラジルワールドカップでみせた高めの刈り上げが、ロカビリーのフェイクホーク風になった髪型は間違いなく私たちのお気に入りの一つだった。

 

カディディアトゥ・ディアニ (Kadidiatou Diani) 

 

 

パリサンジェルマンとフランス代表でプレーし、昨年はバロンドール候補にも選ばれたカディディアトウ・ディアニ。ファッションとメイクアップが大好きだという彼女は、ヘアスタイルにも強いこだわりを見せる。ピッチ上で敵対すれば、そのダイナミックさとスピードで相手をほぼ打ち負かし、このシルバーのボックスブレイズがそんな彼女の無敵感をさらに演出している。

 

ヤニック・フェレイラ・カラスコ (Yannick Ferreira Carrasco) 

 

Embed from Getty Images

 

ヤニック・フェレイラ・カラスコといえば、かつては頭頂部に高さがあり、後頭部とサイドは短く刈り上げたオールバックのポンパドールヘアが目印だった。だがすでに定着しつつあるアンダーカットの姿は、一部のサッカー選手やヘアスタイリストが絶賛するユニークなルックスに仕上がっている。

 

シャニス・ファン・デ・サンデン (Shanice Van De Sanden) 

 

Embed from Getty Images

 

シャニス・ファン・デ・サンデンは特にヘアスタイルに強いこだわりを持つ選手の一人だ。フランスワールドカップの前には、ベリーショートの頭にヒョウ柄を描き、リヨンでのチャンピオンズリーグ、バイエルン・ミュンヘン戦の前には、ナイキのロゴを剃り込んだ。もともと美容師になるという野望を持っていたという彼女は、プロサッカー選手としてのキャリアを終えたら「自分の店を持つことが夢だ」と語っている。

 

ジブリル・シセ (Djibril Cissé) 

 

Embed from Getty Images

 

彼の髪型の歴史をたどってみれば、この元フランス代表ストライカーが何故ここまでカルト的人気を誇るのか、その理由も少しは読み解くことが出来るかもしれない。彼はスピードと決定力を武器に欧州リーグを沸かせただけでなく、その独特なヘアスタイルでまた私たちを沸かせ、虜にしたのである。

 

グランツィアーノ・ペッレ (Graziano Pelle) 

 

Embed from Getty Images

 

60年代を思わせるその独特なヘアスタイルについて見た目だけでなく、当時の選手たちはお互いにリスペクトを払っていた。その考えを僕は広めたい」と彼は語る。元イタリア代表の伊達男は、イタリア、オランダ、中国、イングランドでプレーしたが、今思えばどこにいても自身の見た目に気を配り、サッカー選手である以上、そのルックスは常に完璧でなければならないことを物語っていたように思える。

 

【関連記事】

アイデアはピッチ上から!フットボーラーの個性的なヘアスタイル vol.1 – GOALSTUDIO

ワールドカップが生んだベストカット5選 – GOALSTUDIO

 

ブログに戻る
  • ワールドカップのマスコットの歴史

    ワールドカップのマスコットの歴史

    1966年から開催国の政府はワールドカップのマスコット選定に介入し始めた。 2020年までにマスコットを披露しなければならないカタールは前開催国たちのアドバイスを受けなければならない可能性もある。歴代ワールドカップでは、様々なユニークなマスコットがいる。 1966年イングランドのマスコットだったライオンをはじめこのようなトレンドが始まった。

    ワールドカップのマスコットの歴史

    1966年から開催国の政府はワールドカップのマスコット選定に介入し始めた。 2020年までにマスコットを披露しなければならないカタールは前開催国たちのアドバイスを受けなければならない可能性もある。歴代ワールドカップでは、様々なユニークなマスコットがいる。 1966年イングランドのマスコットだったライオンをはじめこのようなトレンドが始まった。

  • ワールドカップなどを彩る 歴代最高デザインのユニフォーム [動画]

    ワールドカップなどを彩る 歴代最高デザインのユニフォーム [動画]

    サッカーユニフォームを手に入れるのは非常に難しい。 それらは崇高なものから馬鹿げたものに見えるようなものまで、 華やかな模様と色の組み合わせによって様々な傑作が生まれてきた。 美しいゲームはファッション業界でも安定した地位を確立した。 デイビッド・ベッカム、ジェローム・ボアテング、ヘクトル・ベジェリンなどのスターは自身のブランドを立ち上げ、トップブランドをモデルとしている。

    ワールドカップなどを彩る 歴代最高デザインのユニフォーム [動画]

    サッカーユニフォームを手に入れるのは非常に難しい。 それらは崇高なものから馬鹿げたものに見えるようなものまで、 華やかな模様と色の組み合わせによって様々な傑作が生まれてきた。 美しいゲームはファッション業界でも安定した地位を確立した。 デイビッド・ベッカム、ジェローム・ボアテング、ヘクトル・ベジェリンなどのスターは自身のブランドを立ち上げ、トップブランドをモデルとしている。

  • ワールドカップを彩った歴代の名曲たち

    ワールドカップを彩った歴代の名曲たち

    W杯が近づくにつれ、聞き返したくなるあの曲。ここではいくつかのW杯ソングをピックアップし紹介しています。あなたにとってのW杯ソングといえば何でしょうか。1962年のチリ大会を皮切りに数多くのW杯ソングが誕生してきましたが、今大会もどんな名曲が生まれるのか今から楽しみでなりません。

    ワールドカップを彩った歴代の名曲たち

    W杯が近づくにつれ、聞き返したくなるあの曲。ここではいくつかのW杯ソングをピックアップし紹介しています。あなたにとってのW杯ソングといえば何でしょうか。1962年のチリ大会を皮切りに数多くのW杯ソングが誕生してきましたが、今大会もどんな名曲が生まれるのか今から楽しみでなりません。

  • ワールドカップの歴史を写真とともに振り返る。

    ワールドカップの歴史を写真とともに振り返る。

    その年の大会の忘れがたい瞬間を象徴するような写真が、ワールドカップでは必ず生まれます。何百枚も候補がある中で、ここでは目を引くものから忘れられないもの、一風変わった奇妙なものまで幅広く紹介します。

    ワールドカップの歴史を写真とともに振り返る。

    その年の大会の忘れがたい瞬間を象徴するような写真が、ワールドカップでは必ず生まれます。何百枚も候補がある中で、ここでは目を引くものから忘れられないもの、一風変わった奇妙なものまで幅広く紹介します。

1 4